古雜メモ

古雜文庫のメモランダム

はじめに

ぼくは古雜文庫という古い雑誌や古本のパブリック・ドメインになったテキスト作品をEpub形式で公開するサイトをやっている。古雜の雜は雜誌の雜でもあるが、雜駁の雜でもあって、まだ200件程度の小さいサイトであるが特に決まったテーマがあるではなく、実に雜然とした品揃えである。

古い雜誌等をネタにしていると、さまざまな著者に出くわすのであるが、ぼく浅学にして、日本の近代文学近現代史に詳しいわけではなく、どちらかと言えば門外漢に等しいので、まるで知らない人であることが多々ある。パブリック・ドメインを対象としている以上、著者の経歴、特に没年が気になるところである。今はインターネットという便利な仕組みがあるとはいえ、Wikipediaコトバンクに立項されていれば楽なのだが、そうでなければ検索かけたり図書館を利用して調べまわらなくてはならない。

このメモランダムは、著者の調査結果などを書き留めておくことにする。開示しておけば、ひょっとすると多少は誰かの役に立つかもしれないし、また何か情報をいただけるかもしれないからね。